| <キャラクター紹介>
ハン・ミヌ(18歳、28歳/傷を知らずに生きる敏感なウェブ漫画家)
“僕は君が考えているような人間じゃない”
かっこよくて、雰囲気のある容姿、ウェル-メイド ウェブチューンとして人気街道を走っているウェブ漫画作家
その表面0.1cmの中には今にも倒れそうなミヌがいた。 時計の秒針の音一つにも敏感な反応を見せ、表の世界と自ら断絶したまま一人だけの 世界で生きているウェブ漫画作家。 彼を理解してくれるものは絵だけだった。 暗い作業室の中でタブレットに描いた漫画は彼の全部だった。 そうやって描いたミステリースリラーウェブ漫画が話題になり、 新鋭ウェブ漫画家として浮かび上がり、注目を浴びるようにもなった。 連載が全て終わったあと、ハン・ミヌ作家の次の作品を待つ読者たちは毎日のように増えた。 そんなある日、机を整理している時に偶然昔の卓上カレンダーを見つけ、 インスピレーションを受けて新しい作品<12月8日>の連載を始めた。
“僕が使ったカレンダーなんだけど・・・何も記憶がない” ウェブ漫画の連載の始まりは順調だった。 以前は想像もできなかったロマンスジャンルのウェブ漫画だったが、 思ったより簡単に話が書けた。 まるですでに知っている話のように。 ある日、ミヌはインスピレーションをくれたカレンダーが2003年に自分が使っていたものだということを 知るようになるが、その時の記憶が全く残っていないと混乱する。 その上、ウェブ漫画の次の内容がこれ以上浮かばず、 浮かばせようとするたびに頭痛と嘔吐感が襲ってきた。 精神科を訪れたミヌはカレンダーの中の忘れた記憶に答えがあるようだという 医者の言葉を聞くが・・・
2003年、その年の秋から冬までの記憶が消えた・・・ そんなある日、ミヌは“この内容は実話であり、私は全部知っている”という コメントを見た。 コメントを書いた“プレ チョンサ(火の天使)”というIDを照会していたところ “ホス高等学校”の名碑を見て引かれるように学校に向かうことになった。
(訳:may444)
|